両脚手術したあとのトイレがキツすぎた話
先日、私は両脚の手術をした。詳しい内容は控えるが、手術後の数ヶ月間は下半身が全く動けなくなる、というものだった。
つまりはギプスでぐるぐる巻きにされた状態になるのだが、
これがまた苦行だったのだ。
脚が蒸れてめちゃくちゃ痒くなるし、更には痒くても全く掻けないし、当然ギプスぐるぐる巻き状態ではお風呂にもロクに入れないので自分の臭いで嗚咽するし、飯は食いにくいし……
と、まぁ、散々だった訳なのだが、その中でも一番辛いなーこれもう絶対に嫌だな死にたい死にたい明日起きたくないよってなったのがトイレに関する問題だった訳です。はい。
当然ギプスぐるぐる巻き状態なのでトイレに行けない私は尿瓶に頼る事になるのだが、尿瓶を自分で当てられない為に、看護師さんを呼ぶ事になる。しかし、看護師さんのほとんどは若くて綺麗なお姉さんである。ただでさえ女性におちんぽを見られるのが恥ずかしいってお年頃なのに、それがまた若くて綺麗なお姉さんだと尚更だ。
向こうが見慣れていても関係ない、
私は童貞だ
あまり胸を張って宣言することでもなかった気がするが、童貞にこの苦行は「女の子にヤらせて下さい」と土下座しながら頼み込むよりも辛かった。何せ「女の子にトイレしたいです」って宣言しなきゃならないのだから
こんな宣言をすることを予期していなかった私は明くる日も明くる日も、トイレに悩まされることになった。
見られながらおしっこ出るわけないし、
というかそもそもベッドでおしっこでないし、
童貞の初めてのポロリがここなのかと後悔もした
が、一週間もすれば慣れた。
人間の慣れは強いのだ。
トイレ?なにそれベッドのこと?って頭が変換されるのだ。
つまり、私はおしっこプレイも行けるようになったのだった。